美肌を保つコツは洗顔にあり!正しい洗顔方法について

汗を拭く人

肌トラブルを未然に防ぐ美肌法

いつまでも若々しくてキレイな女性でいたいと考える方にとって必要なのは正しいスキンケアです。
やり方が違うスキンケアを実践したことが原因で肌トラブルを招くリスクが高くなるものですが、特に注意したいのが洗顔方法です。
美肌を保つコツは洗顔にあることを気付いていない人がとても多いので、改めて正しい洗顔方法を確認しておきましょう。

洗顔料の選び方

まずは使用する洗顔料の正しい選び方を知っておくようにしてください。
一般的に販売されている洗顔料は大きく分けると石鹸成分で構成されているものと、化学合成して生まれた界面活性剤が存在しているものになります。
石鹸成分とはオレイン酸に代表される脂肪酸と、ナトリウムなどのアルカリ成分を反応させ作るものです。
石鹸成分で構成されている洗顔料の特徴は、洗浄力があっても肌に残りにくくて肌に優しいという点です。

これに対して化学合成された界面活性剤が含まれている洗顔料は、かなり洗浄力が高いため洗いあがりがさっぱりするので余分な汚れをしっかり落とせていると実感できます。
しかし、あまりにも洗浄力が高いため残しておかなければならない皮脂まで落としてしまい、洗顔後は顔が突っ張ってきて乾燥しやすくなるのです。
肌が乾燥したままでは刺激に弱くなって肌トラブルの悪化を招きかねません。
特にニキビ肌向けの洗顔料は洗浄力がかなり高くなっている商品が多いため、十分注意しなければいけません。

本当に肌への優しさを考えるのであれば石鹸成分で構成された洗顔料を選ぶべきですが、それでも化学合成された凝固剤や酸化防止剤などが含まれていて肌に刺激を与える可能性もあります。
どのような成分で構成されている商品なのかをしっかり見極めたうえで購入を検討してください。

正しい洗顔方法

肌に優しい洗顔料を選んだら、正しい洗顔方法をマスターしましょう。
基本的に洗顔は一日2回までとし、これ以上洗顔をしないように心がけてください。
洗顔の際にはしっかり洗顔料を泡立てて、泡が顔全体になじむようにして洗います。
くれぐれも指の腹でゴシゴシと擦らないよう気をつけてください。

顔全体を泡でなじませたらすすぎを行いますが、30~35度くらいのぬるま湯で洗い流してください。
この温度は余計な皮脂が溶けきて浮き出る温度になりますが、あまり温度が高過ぎると更に皮脂を落として乾燥肌へと変わる原因になりますし、冷たすぎると皮脂汚れをしっかり落としきれないので毛穴の詰まりを生じさせる原因になります。

洗顔が終わったらタオルで水分を吸い取って、化粧水と乳液などで肌を整えます。
できるだけ早めに保湿ケアを心がけることがキレイな肌を維持するコツになります。