意外とやっているかも!?顔を大きくするNG習慣

顔が大きくなった印象を与える習慣とは

顔が大きく見える原因とは

人によって顔が大きく見えてしまう原因は異なりますが、考えられる主な原因を紹介します。

顔のむくみ

朝、顔がパンパンにむくんでいるという経験がある方も多いはず。
むくみは塩分や水分の摂りすぎが原因とされています。また、寝ているときは頭が身体と同じ高さにあるため、顔にも余計な水分が行き渡り、朝起きた時にむくんでしまうのです。
顔のむくみは塩分やアルコールの摂取量を少なくしたり、リンパマッサージでリンパの流れを促し、顔の老廃物を排出しやすくするなどのセルフケアで解消を期待できます。

顔についた脂肪

二の腕やお腹周り、太ももなど人は脂肪がつきやすい部位があります。顔にも脂肪がつきやすい部位があり、頬やあごがそうです。
頬に脂肪がつくと顔が大きく見えやすく、あごに脂肪がつくと二重あごになってしまうため、気になる方も多いでしょう。
頬やあごに脂肪がつく原因は、食べ過ぎや運動不足によるものです。
食生活を見直し、間食を控えたり、糖質や脂質の摂り方に注意したり、運動を始めることで解消につながります。

顔のたるみ

たるみも顔が大きく見えてしまう原因のひとつです。
顔のたるみはフェイスラインがもたつきやすくなり、顔が大きくなった印象を与えてしまいます。
顔のたるみにはいくつか原因があり、大きく分けると「コラーゲンの衰え・減少」「筋力低下」です。
肌の弾力やハリを支えているのは肌の奥にある真皮層にあるコラーゲンです。加齢や紫外線、乾燥によってコラーゲンを生成する力が衰えたり、減ったりすると、肌が支えられなくなりたるみになります。
また、顔の筋肉の使わないと衰えてしまい、顔の筋肉が重力に逆らえずたるみを生むのです。

生まれつき骨格が大きい

人の顔の大きさは生まれつきの骨格である程度、決まってしまいます。顔の骨格が大きいと、どうしても大きく見えてしまうでしょう。
また、骨格そのものは普通の大きさであっても、特徴次第で大きく見えてしまうことがあります。
頬骨やエラが張っていると面積が広がって見えてしまい、顔が大きい印象を与えてしまいます。

顔が大きく見えてしまう習慣

多くの努力をしても台無しにしてしまう習慣が数多くあります。その中でも特に気をつけたい習慣について紹介いたします。

頬杖をつく

無意識のうちにやりがちなのが頬杖。
頬杖をつくと、顔の片方に頭の重さがかかることにより、顔の骨格が歪みバランスを崩してしまいます。
顔の歪みが発生すると、左右のバランスが崩れるだけではなく、顔の表面積も大きくなってしまうのです。
顔や頭には多くの骨が組み合わさっており、どこかに歪みが生じると連鎖して他の箇所にも歪みが発生してしまいます。
骨に歪みがあると血行やリンパの流れが悪くなり、老廃物を溜め込みます。
むくみが溜まると、脂肪も溜まりやすくなり、なかなか取れない脂肪やセルライトになってしまうでしょう。

足を組む

足なのに顔は関係あるの?と思われるかもしれません。
しかし、下半身の歪みは顔も影響を受けます。特にデスクワークの方は、仕事中足を組んでいませんか?
足を組むと骨盤が歪み、身体のバランスも崩れてしまうのです。
身体のバランスの崩れは、顔の歪みにもつながります。
また、足を組むと骨盤が後ろに倒れてしまい、首が前に出て、首や肩がこり顔のむくみにつながるので注意したいところです。
対策として椅子に座るときは、なるべく深く座りましょう。左右の骨盤を揃えて、椅子の一番奥に当たるように座ると、骨盤を立てられます。
骨盤を立てて座っていると足が組めないはずです。

スマホをいつも見ている

現代社会において切っては切れない存在であるスマホ。生活必需品となったスマホをまったく触らないというのは難しいでしょう。
ただ、スマホは使用する際、どうしても前のめりになって、背中が丸まった猫背になってしまいます。
この状態が続くと、肩や首がこり固まり、顔がむくみやすくなるのです。
また、うつむいた姿勢が長くなると、顔の皮膚や筋肉が緩みがちに。

味の濃い食事ばかり

味の濃い食事も顔が大きく見えてしまう原因の一つです。それは、塩分のとりすぎの傾向があるためです。
塩分のとりすぎは身体に水分をため込みやすくなるため、むくみやすい状態を作ってしまっています。
味の濃い食事ばかりだと顔がむくみ、大きく見えてしまうかもしれませんよ。
厚生労働省によると、成人女性の塩分摂取目標量は7.0g。日ごろから気を付けておかないとすぐにオーバーしてしまう数字です。
外食やスーパーのお弁当や惣菜が多い人は、塩分を摂りすぎているかもしれません。
塩分を排出する作用があるカリウムを含むものを意識的にとるようにするといいでしょう。
カリウムはバナナやひじき、切り干し大根などに多く含まれます。

お酒の飲みすぎ

お酒を飲んだ次の日は顔がむくんだ経験があるのではないでしょうか。
アルコールには血管を拡張する作用があり、血管から体内に漏れ出す水分量が増えます。
通常であれば静脈やリンパ節が吸収してくれるのですが、飲酒後の増加した水分量では追いつかず、むくんでしまうのです。
さらに、お酒のつまみとして塩分の高いものを食べることが多いため、アルコールの作用とともに塩分によってむくみが促進されます。

片方だけで物をかむ

食事の際、片方だけで噛んでいると、片方の筋肉が発達してしまい、使っていない筋肉は凝り固まってしまいます。
すると、顔のバランスが崩れてしまい、顔が歪んでしまうのです。他にも歯並びの乱れやあごの歪みを招いてしまいます。
バランスが崩れると再三お伝えしている通り、むくみやすくなります。
食事のときは意識して左右均等に噛むようにしましょう。

食事の時にあまり嚙まない

噛む回数が減るとあごを動かす動作も減り、あごの筋肉が衰えてしまい、二重あごになってしまいます。
たとえば、柔らかいものばかり食べていると、あまり噛まずに飲みこめるため、噛む回数が減ってしまうのです。
固いものを食べる機会を増やし、噛む回数も増やしましょう。

歯を食いしばる

食いしばりを続けていると、頬の筋肉が緊張しすぎて、エラが張ったように見えることがあります。
顔が大きく見える原因はむくみや骨格なども関係しますが、食いしばりも一つの原因です。
食いしばりの主な原因はストレスによるものです。対人関係に何らかのストレスがある場合や、緊張している場合、食いしばりやすくなります。
ストレスを感じると交換神経が優位になるので、口の周りの筋肉が緊張し、食いしばる状態になりやすいのです。
食いしばりを抑えるには身体の緊張をほぐせば改善することがあります。ストレッチをして首や肩、腰の筋肉をほぐします。
マウスピースによる方法もありますので、作成する場合は歯科医院へ相談するといいでしょう。

顔痩せする生活習慣とは

実際は顔だけが大きくなることはありません。身体が太ってきて、顔にお腹がつく場合がほとんどです。
一方、身体と比べて顔が大きく見えるという場合は生活習慣に問題があると考えられます。
生活習慣を見直していきましょう。

料理の味付けは薄味に

濃い味の食事は塩分の排出がスムーズにできず、むくみを引き起こします。

固いものをよく噛む

あごの筋肉を動かし、二重顎を防ぎましょう。スルメなどの固いものを、ゆっくり時間をかけて噛むことで、フェイスラインがスッキリします。

食物繊維を意識して摂り、姿勢を正す

腸にこびりついた老廃物が溜まっていると、腸内の水分が老廃物に吸収されてしまい、便が固くなり、便秘となってしまいます。
食物繊維が豊富な海藻、葉物野菜、果物を積極的に摂りましょう。
また、前かがみの姿勢を続けていると腹筋が弱まり、超間膜に脂肪がつき、腸の動きを悪くするので要注意です。

顔のマッサージ

顔太りの原因がむくみや筋肉の発達による場合は、マッサージがおすすめです。

むくみが原因の場合

むくみが原因の場合はリンパマッサージでリンパの流れを促すのが効果的です。
マッサージの際はオイルやクリームを使って滑りをよくして行うといいでしょう。鎖骨の周りをほぐし、耳の前から耳の下、首筋、頬骨の順にさすって老廃物を流していきます。
力も入れすぎないようにして、軽く肌を触る程度で。力が強いと皮膚を引っ張ってしまい、たるみにつながるので注意してください。

筋肉の発達が原因の場合

生活習慣によってあごの筋肉が発達することにより、エラが張り、顔が大きくなった印象を与えます。
筋肉の張りもマッサージでほぐしてあげましょう。張りが気になるエラの部分を指の腹で5回ほど円を描くように優しくほぐします。
皮膚を引っ張らない力加減でマッサージしてください。

ツボ押し

顔を小さくするツボ押しを試してみましょう。顔の中にはリンパや血行に関係するツボがあるため、ツボを刺激することでむくみやたるみを抑えます。
例えば「頬車(きょうしゃ)」「天窓(てんそう)」のツボがおすすめです。
頬車はたるみを改善するツボで、エラの角から指1本の分前の部分です。押すときは息を吐きながら5秒程度押します。
天窓は耳の後ろからまっすぐ下に降りた場所のツボです。のどぼとけの線と交わる位置になります。痛くなりすぎないように気持ちいい程度に押すようにしてください。

顔の運動

自宅でも行える即効性の高い運動方法を紹介します。

舌を使った筋トレ

舌を口の中でグルグル回して、スッキリしたフェイスラインを目指します。テレビを見ながら、家事をしながらでも簡単にできるので続けやすいでしょう。

1.右周りに20回、口の中で舌を大きく回す
2.左周りも同様に20回行う
3.1,2を1日セット行う

口角を上げる筋トレ

口角を上げるトレーニングです。顔の雰囲気が明るくなり、親しみやすい印象を与えます。

1.口を閉じて正面を見る
2.左右の口角を交互に上げる
3.1,2を10セット繰り返す