知ってた?家庭環境のよって子どもの成績が変わるらしい!

ソファー

勉強しやすい環境作りが大事

子どもといつも一緒に遊んでいる友達は成績優秀なのに、我が家の子どもはなぜこんなに勉強ができないのか…と頭を悩ませている方も多いです。
その子の親に聞いてみると、特別な勉強はしていないと言うので何が成績の差を生んでいるのか疑問を感じている方も多いはずです。
実は、家庭環境によって子どもの成績が変わるらしいという説があることをご存知でしょうか?

家族関係の良さ

子どもの成績と親の幸福感は比例しているという説があります。
親の幸福感とはお金をたくさん持っているとか、社会的地位が高いという意味ではなく、毎日の暮らしがイキイキしいているという意味です。
日々運動をして健康的に過ごしているとか、何か趣味に打ち込んでいるとか、とにかく家庭の中で笑顔が絶えないような家庭で育っているお子さんは成績が良いという傾向があります。
親が幸せに暮らしているという気持ちが子どもに伝わることで、一生懸命勉強をする気持ちになってくれるのだと考えられます。

家庭の中でいざこざが多く、特に夫婦関係が悪い家庭で育っている子どもは、どんなことに対しても不安感を抱くようになり、次第に投げやりになってしまう傾向があります。
勉強を一生懸命取り組もうという意識が薄れるため、親から勉強をしなさい!と叱られるほど更にやる気を無くしてしまうという悪循環に陥るのです。

実際に3人の子ども全員が有名大学に入学したという親御さんに話を聞いてみると、家族の間で会話がとても多かったとしています。
特に思春期の中学生時代は会話を絶やさないように心がけていましたが、親から子どもに何でも話を聞こうとせずに、子どもが興味を持っている話を引き出して親は聞き役に徹するという形にしていたそうです。
思春期の子どもはどうしても親と距離を置きたいと感じる時期なので、色々な事を聞き出そうとするとあまり話をしてくれないものですが、子どもが自分から話をしてくれるような話題を振るだけで会話が広がっていくなら良い親子関係を築けると考えられます。
このような家庭で育った子どもは家の中がとても居心地が良い場所と感じ、その中で勉強をしていれば集中力が高まると感じるものです。

家の中がキレイ

どこに必要なものがあるのかわからないほどゴチャゴチャしている家の中で暮らしているよりも、キレイに整理整頓された家で暮らしている子どもの方が成績も良いと言われています。
キレイに家の中を片付ける習慣がしっかり身についていると、几帳面な性格になるので勉強にも大きく関係するのです。
例えば英単語や歴史の年号、じっくり考える応用問題などを解く時にも正確に覚えているのでスラスラ問題が解けるというメリットがあります。