愛情が足りていない子どもが出す”サイン”

お皿に絵を描く

甘えたい時には甘えさせましょう

もう赤ちゃんではないのに、いつまでも甘えてばかりで大丈夫なのかな?と不安を感じてしまう方も多いです。
ひょっとしたらこの甘えは愛情が足りていない子どもが出すサインなのではないかと自分の子育てが間違っているのではと不安を感じる方もいます。
確かにいつまでも赤ちゃんのような仕草では心配になるかもしれませんが、子どもは甘えてきて当然のものだと考えても良いです。
甘えたい時には甘えさせてあげて子どもとのスキンシップを大事にしてください。

子どもが甘えたくなる時

男の子の場合は特にはママに甘えたいという気持ちが強く見られる傾向があり、ママに褒められたい一心でどんなことも頑張ろうという意欲を見せてくれます。
女の子の場合は甘えたいという気持ちがあってもあまり表に出さずに、時々甘えてくるという子が多いです。
自分がお兄ちゃん、お姉ちゃんという立場の場合は甘えたくても自分より小さい弟や妹の面倒を見ているママの姿を見ているとなかなか素直に甘えられないという感情があり、時には不安を感じてしまうこともあるのです。
そんな時にはいつも以上に甘えたいという感情をぶつけてくるので、「お兄ちゃん、お姉ちゃんなんだから甘えたりしないで!」と突き放さずに、しっかり受け止めてあげて甘えさせてあげましょう。

ママを困らせてしまう

まだ幼い子どもならママの様子はお構いなしに自分から「抱っこして!」と要求しながら甘えてくるものですが、ある程度大きくなってくるとママが忙しそうにしていると遠慮をしてなかなか甘えられなくて我慢が限界に達する子も多いです。
素直に甘えられない代わりにママを困らせてしまうような言動を起こすようになり、学校に行くのが嫌だとか、今日はお腹が痛いなどと言って自分に目を向けてもらえるようにする場合があります。
最初は心配していても、何度も頻繁にこのような事が起こると「またそんな事を言ってママを困らせないで!」と言ってしまう方もいますので注意したいものです。

いつもスキンシップを図ることが大事

子どもは親の愛情を常に求めているものなので、積極的にスキンシップを図ることが大切です。
「もう大きくなったのだから、ベタベタとスキンシップを図るなんて恥ずかしい」と思い込まずに、お互いに言葉だけでは表現できない愛情を確かめ合ってください。
例えば子どもが友達と一緒に遊んでいる時にかけっこを頑張って一等になったとアピールしてきたら、頭をなでながら「すごいね!」と思い切り褒めてあげましょう。
このようなスキンシップを日常的に行っていると、もっと大きく成長した時にも仲の良い親子で過ごすことができるでしょう。