悩みの種?ママ友とうまく付き合っていくには?

「ママ友」は怖い存在ってホント?!

新米ママにとって大きな不安となるのが子育て環境における他の保護者の方たちとのおつきあいです。
一人暮らしや夫婦のみの生活の場合、もしご近所トラブルがあったとしても身軽に引っ越しをしていくことが可能でしょう。

あるいは仕事に打ち込む生活をしていることから自宅周辺を朝夕しか通らず、隣近所に住んでいる人の顔も知らないということもあるかもしれません。

ですが、いざ子供ができたときには保育園や幼稚園に通わせる事となり、さらにその後小中高と進学していくことを考えると、どうしても近隣の住民の方たちと社会的なお付き合いが必要です。

「公園デビュー」という言葉がありますが、これは今や子供が初めてお出かけをするという意味での「デビュー」だけではなく、お母さんが他のお母さんたちのコミュニティにうまく入っていくことができるかどうかの「デビュー」の意味があります。

ママ友というのは、慣れない若いお母さん同士で情報を共有し助け合っていくための大切なつながりである一方、同年代の子供を持つライバルともなり得る存在です。

学校生活や社会生活の中で知り合う人の中には、1人や2人どうしても価値観が合わない苦手な人がいるでしょう。
それは子供を通して知り合うママ友でも同じで、子育てに関しての意見や道徳観がどうしても相容れないという悩みを持つことは全く珍しい話ではないのです。

ところが通常の友達関係と違って、子供を間に挟んだママ友の場合、自分が苦手だからといって一方的に関係を切ることができません。

嫌な相手とも我慢をして付き合わなければいけない。
そのことが子育てにおいて大きなストレスになってしまい、家庭内がギクシャクしてしまうこともあります。

必要以上に踏み込まないことが大切

ママ友同士の付き合いの中で苦手に思われがちなタイプとして「噂話が好き過ぎる人」「やたらとライバル意識を燃やして来る人」「大雑把すぎて無神経な人」「愚痴が多くいつもマイナス発言ばかりする人」などが挙げられます。

女性同士というのはおしゃべりが好きな人が多いですから、朝のゴミ捨てや保育園のお見送りのときにご近所の情報交換をすることがあるものです。

このとき必要以上に踏み込んで、アレコレとよその家の事情を知ってしまうと、いつの間にか上記のような面倒な人に絡まれてしまうことがあります。

話をしてみて「ちょっとこの人のこういうところは苦手だな」と思ったら、そっと距離をとって必要のない話には加わらないというのが最善です。

挨拶は丁寧にしつつ、普段から忙しそうな素振りを見せていると自然と噂話や悪口の輪からはずれていくことができます。
人の嫌な面はあえて目に入れないようにする、というのがママ友付き合いでの極意です。